デジタル化

 

 

 

先日、アウグスブルクからもう少し行った小さい町、

 

ラウインゲンに行きました。

 

ミュンヘン中央駅から、インターシティ(JRの特急列車にあたる)で

 

一回乗り換えで1時間15分で行ける所です。

 

最近のドイツの列車は、自然災害があったわけでもないのに本当によく遅れます。

 

(30年前のフライブルク時代には、定刻に電車は動いていたのに…)

 

到着駅にビルギットに迎えに来てもらう約束の私は、

 

出発前から嫌な予感はしていました。

 

 

やはり、ミュンヘンを出発した時には15分の遅れで、

 

車内では、「この列車は15分の遅れで、ただいまミュンヘンを発車しました。

 

このあとの乗り継ぎについては、コンピューターからの連絡を待って、

 

わかり次第お知らせします。」とアナウンスが流れました。

 

乗客は慣れたもので、スマホで家族や職場に連絡をしています。

 

 

 

乗り換える駅に着いた時には、私の電車はすでに行ってしまったあとでした!

 

その次の列車が20分後に来たので、まだよかったのですが、

 

最近は、ひどい時は1時間も遅れたりするのです!!!

 

私はビルギットと電話が通じ、20分駅で待ってもらって

 

彼女と会うことができ、ほっとしました。

 

 

 

 

そして昨日は、帰りの列車でもっとびっくりすることが起こりました!

 

車内アナウンスがあり、

 

「皆さん、よく聞いてください!

 

この列車は、不具合が生じたため、ミュンヘンまでしか行きません。

 

ザルツブルグに行く人は、ミュンヘンで乗り換えてください…

 

終着駅のクラーゲンフェルトまで行く人は、ミュンヘンの案内所で尋ねてください。」

 

というのです。

 

さすがにこの時は、笑えて来ました!

 

ミュンヘン駅に着くと、バカンスでザルツブルクへ行く人々が、

 

大きなスーツケースを引っ張って、急いで次の列車に駆け込んでいました。

 

 

この列車はミュンヘン駅へ20分の遅れで到着しましたが、

 

「遅れても到着出来てよかった!!」という気持ちになりました。

 

こうして、慣れていくのでしょうか?

 

 

 

ドイツ鉄道はデジタル化によって、

 

「今後は今の120%の数の乗客が、定刻に乗車できるようになる!」

 

と謳っています。

 

ドイツ人はいつかこれがうまく軌道に乗って、正確に到着できるようになる、

 

と信じています。

 

「コンピューターに任せられることは極力コンピューターでしよう。

 

とにかくやってみて、うまくいかなければ改善しよう。」と見切り発車が多いのです。

 

そして、問題が起こると、「デジタル化の最中だから…」と平気です。

 

乗客へ迷惑をかけることに、悪びれないのです。

 

 

 

こんなに列車が遅れるなんて、日本では考えられないことです。

 

 

 

 

 

 

photo by steinway
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