義父と絵を描いた思い出

 

先日、イギリスから義母のお見舞いに来た純子さん(義姉)と

 

私たち夫婦で、食事をしました。

 

お気に入りの宝塚南口の串カツやさんで話ははずみ、

 

とても有意義な時間でした。

 

 

 

その時、会話の中で、ひょんなことから

 

私は、亡き義父と一緒に油絵を描いたことを思い出しました。

 

 

 

 

それは20年以上も前のことです。

 

それまで一度も油絵というものを描いたことがなかった私は、

 

義父に教えて欲しい、とリクエストしたのです。

 

 

 

冬の寒い日、

 

義父は画材になるイチゴやキャンバスなどを用意して

 

待っていてくれました。

 

私は興味津々、夫はつきそいのような感じで、

 

絵を描き始めました。

 

 

 

今でもはっきりと覚えている会話があります。

 

仕上げの段階に入ったときのことです。

 

 

義父 :  和恵さん、イチゴの形が出来たら、

 

           中のつぶつぶを書きましょう。

 

 

私  :  えっ!(イチゴのつぶつぶ、何百もあるのにどうやって?)

 

   (それに、金色のようにもみえるけど、何色で描くの?)

 

 

 

しばらく考えても、良いアイデアが浮かばなかった私は、

 

義父に描いてもらうことにしました。

 

(なんていい加減なのでしょう…)

 

 

 

義父は、さっさと黒い絵の具を混ぜて、

 

つぶつぶを幾つか、何の躊躇もなく描きました。

 

 

 

すると途端に…

 

イチゴらしくなったのです!

 

それまでのっぺりと赤い物体だったものが、

 

「イチゴよ」、と主張して、前に出てきました!

 

 

 

この時、「絵心って、こういうものなんだ」と思いました。

 

ピアノでも、メロディーと伴奏のちょっとしたバランス、

 

音色の違いなどで、立体的に聴こえます。

 

それに近い感じを覚えて、本当に感心しました。

 

 

 

 

そして、それ以外にも沢山手を入れてもらい、

 

私と義父の合作(?)のような絵が完成したのです。

 

絵葉書2枚くらいの大きさで、気に入ってずっと家に飾ってあります。

 

私にとっては大事な思い出です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、話は現代にもどり…

 

この日、串カツやさんで、

 

純子さんからイギリスの素敵なお土産をいただいたのです。

 

アフタヌーンティー・セットです!

 

3段になったお皿にケーキサーバー、クッキー、紅茶。

 

これで、すぐさまアフタヌーンティーが楽しめます。

 

ありがとう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

photo by steinway
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