エルプフィルハーモニー・ハンブルク

 

2017年1月にオープンしたコンサートホール、

 

エルプフィルハーモニー・ハンブルク(愛称 エルフィー)。

 

今回、ここでのコンサートを聴くのも大きな楽しみです。

 

「エルプ」はエルベ川を意味します。

 

NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(旧北ドイツ放送交響楽団)の

 

新たな本拠地です。

 

 

 

 

地下鉄 Baumwall の駅前で降りると、

 

すぐそこは港になっています。

 

そして、向こうに見えるひときわ目を引く波の形の建物が、

 

エルプフィルハーモニー・ハンブルクです‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルベ川の中州にかかる橋を渡って、ホールを目指します。

 

 

橋からは遊覧船などが見え、この景色を見るだけで、

 

気分が高揚し、ホールへの期待が高まります。

 

なんて素敵なコンセプトなのでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルフィーが、そびえたっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物の真ん中部分を拡大すると…

 

 

沢山の人が、ホールのテラスにいるのが見えます❕

 

いったいどうなっているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ホールの入口です。

 

まるで改札のように、チケットのバーコードを機械が読み取り、

 

私達は中に入っていきます。

 

電光掲示板には、今日のコンサート

 

「Duo Tal & Groethuysen」の文字がみえます。

 

従来のヨーロッパのコンサートホールではありえない光景です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中に入ると、白いトンネルのような空間の長〜いエスカレーターで、

 

上に上がっていき、ロビーに到着。

 

 

そして開演前、観客はロビーから外に出て、港を見ることができます。

 

先ほど、ホールのテラスにいるように見えた人々は、

 

ここにいたのです❕

 

 

 

 

 

 

 

 

このホールは、小ホールと巨大な大ホールがあり、

 

ロビーを共有しています。

 

この日は、小ホールでのコンサートでした。

 

大ホールについては、また、このブログでお知らせしますね。

 

 

 

 

この日、私が小ホールで聴いたのは、

 

タール&グロートホイゼンのピアノデュオコンサート

 

(2台ピアノ)です!

 

演目はバッハの「フーガの技法(全曲)」を

 

ドイツの現代音楽の作曲家ラインハルト・フェーベルが

 

18の習作(14曲のフーガと4曲のカノン)に作曲したものです。

 

 

 

 

 

 

 

下の写真がフェーベル氏で、コンサートの始めに

 

この曲についてのお話がありました。

 

小ホールならではの、観客との身近な距離で、

 

作曲者の声で、フランクにこの曲に対する解説を聴けることで、

 

現代音楽にたいする距離も縮まったように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、タール&グロートホイゼンの登場です。

 

彼らの演奏をテレビとCDで聴いて、私はとても影響を受けました。

 

デュオというものに目覚めたといっても良いでしょう。

 

ピアノデュオとは、連弾、もしくは2台ピアノでの演奏のことです。

 

2人の呼吸がぴったりとあい、深く音楽を追求した彼らの演奏は、

 

それまでのデュオの概念をはるかに超えたものでした。

 

 

 

 

 

 

グロートホイゼン(写真左)のお話があり、

 

「この曲に、5年間まえから取り掛かり、今日、初めて全曲を通して

 

演奏します。

 

…中略…

 

皆さんご存知の通りフーガの技法は大作で、

 

今回、前半、約40分で1番から11番を、

 

後半、約40分で12番から18番を演奏します。

 

最後までみなさんとたどり着けるかどうか(笑)」とのこと。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

2台のピアノでの演奏です。

 

2台のピアノから、さまざまな響きが作り出されていきます。

 

それにしても、演奏するのが難解な曲です。

 

5年かけて取り組んだというのがよくわかります。

 

現代音楽なので、観客にとっても耳慣れない響きが続きます。

 

でも、みんなしっかり楽しもう、

 

と思って聴いているのが伝わってきます。

 

このようなプログラムを組めることは、

 

聴衆の理解あっての事だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、振り返ると夜空に美しくエルフィーが輝いていました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

photo by steinway
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