鼻
このところ、ご無沙汰しています。
というのも、ゲーテ(ドイツ語学校)の集中コースが、
9月2日から始まったからです。
今回はクラスが一つ上がったので、授業は難しくて、
四苦八苦しています。
今のクラスが終了してゲーテの試験を受け、
Zertifikat(認定書)を得られたら、
ドイツできちんとした就職ができます!
そのため、私のクラスは11人の受講者の内、4人がお医者さん、
3人がエンジニアという偏ったクラスです。
みんな、何とかZertifikat をとり、ドイツで働こうと必死です。
私は、ドイツで働く気はありませんが。
授業は仕事に役立つように、
コンピューターに関することをドイツ語で話したりするのですが、
日本語でもコンピューターのことがわかっていない私が、
ドイツ語で話せるわけがありません!!
そんなわけで、毎日、猛勉強をしています。
そんな中、昨日、ハンブルク州立歌劇場で
オペラを観ました。
ショスタコーヴィチ作曲の「鼻」(指揮はケント・ナガノ)。
原作は、ゴーゴリの「鼻」です。
歌劇場の前に、大きな鼻がぶら下がっています。
何ともユーモラスです。
ある日、朝起きたら自分の鼻がなくなっていました。
そして、その鼻は人間のように大きくなり、逃げ回ります。
みんな半信半疑でその鼻をとらえようとしますが…
最後に鼻は小さくなって持ち主の顔に戻ります。
この日がプレミア(初日)でした!
夏休みが終わり、
丁度今ごろからヨーロッパではオペラやコンサートが始まります。
プレミアは初めてだったので、そのお祭りの気分を味わってきました。
気分転換になりました!
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